藤商事第3四半期決算短信は増収増益/2025年7月〜スマートパチンコ中心の販売移行予定ほか
2025.02.13 12:27
営業動向
おはようございます、本日もよろしくお願いします。
第3四半期決算が出揃って来ました。
まずは、藤商事さんの第3四半期決算短信から。
以下からご確認くださいませ。
藤商事/2025年3月期第3四半期
早速ですが数値から。
2025年3月期第3四半期(24年4月1日〜12月31日)についてです。
売上高:30,740(百万円) +3.8%
営業利益:6,206(百万円) +18.4%
経常利益:6,409(百万円)+21.5%
四半期純利益:4,299(百万円)+ 8.0%
前年対比は売上高、営業利益全てにおいてプラスに落ち着きました。
まずはお見事、ですね。
続いてIR資料から要因をピックアップです。
経営成績等の概況
下記は抜粋。
パチンコ部門は売上+利益ともに前年対比で大きくプラス。
パチスロ部門は逆に、前年対比でマイナス。
ということで、パチンコが引っ張った決算となるでしょうか。
パチンコ遊技機
新規タイトルとして「P世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する(2024年12月発売)」を市場投入し、また、前連結会計年度に発売したシリーズ機種などを継続販売し、販売台数は59千台(対前年同期比39.6%増)、売上高は231億67百万円(同41.4%増)。
パチスロ遊技機
新規タイトルとして「スマスロ 一方通行 とある魔術の禁書目録(2024年11月発売)」を市場投入し、販売台数は17千台(対前年同期比39.1%減)、売上高は75億73百万円(同42.8%減)。
当四半期の財政状態の概況
>資産について(増えてます)
総資産は590憶98百万円。前連結会計年度末に比べ77憶53百万円増加。
>負債について(こちらも増えてます)
負債合計は90憶29百万円。前連結会計年度末に比べ6億25百万円増加。
>純資産(かなり強いですね)
自己資本比率は84.7%(前連結会計年度末は83.6%)とのこと。
かなり強い数値ですね。
当四半期の財政状態の概況について
最後にIR資料から気になるコメントについてピックアップ。
>当初計画(90千台)を上回る約92千台を見込み
>しかし、当初計画から新台販売が約10千台減少
>売上高および利益額の低いエコ販売が約12千台増加
台数はプラスですが、利益が低い機種が売れている、という事になるでしょうか。
そして下記ですね。
>2025年7月7日からスマートパチンコにのみ搭載されるラッキートリガー3.0プラスの解禁が予定されており、ここを起点にスマートパチンコの普及が加速されると予想されます。
>そのため、当社のパチンコ遊技機の販売におきましても、2025年7月以降、スマートパチンコ中心の販売に移行する予定としております。
詳細は、下記リンクよりご確認ください。