ボーナスは天井からのみ+NOT台粗利ビジネスモデル+演出はiPadをアップロード/新機種パチスロ「推しスロ」について

2023.09.20 11:26

営業事例

タツミコーポレーションは9月16日、大阪市中央区の「アメリカ村FANJ twice」にてプライベートブランド機「推しスロ アイドルVer.」の発表会を開催しました。

で、この辺のオフィシャル情報は各業界紙でも記事になっているのでそちらをご覧になってください。

業界人目線ならではの切り口でPMJでは展開させていただきます。

 

 

「推しスロ」ダイジェストについて

★そもそも通常時は無抽選

★ボーナスはすべて天井から

★演出は基本外付けのiPad(的な)タブレット

★開発コンセプトは3,000円(150枚)入れて3,000円(150枚)戻ってくるパチスロ

★台粗で儲ける、これまでのビジネスモデルではない

 

業界に長くいますが、こんなパチスロは初めてみました。

なかなかのインパクトある、全く新しいパチスロになっています。

 

 

NEW AGEシステムについて

 

 

まず最も大きな特徴は、NEW AGEシステムなる仕組み。

筐体からのアウトを獲得し、外部サーバーに取り込み、外付けのiPadに演出を…という仕組みです。

ですので筐体の演出を見て、リールを見てというこれまでの仕組みとは全く違います。

 

★これまでは筐体内ですべて完結

★今回は外部サーバー→筐体に取り付けるiPadで演出

 

お気づきとは思いますが、これにより、もうなんでもできる可能性を秘めています。

演出のiPadで、究極に言えば日替わりの演出も可能。

その際にパチスロ機種そのものの入れ替えは必要なし、という仕組みです。

 

★ソフトウェアのアップロードで演出のバージョンアップは自由自在。

★現在予定のバージョンアップ→アイドルグループはさらに3組追加予定だそうです。

 

筐体はある意味(演出という意味では)ただの箱状態となります。

小役やモードと連動した細やかな演出は難しいですが、このNEW AGEシステムは大きな可能性を秘めていると考えます。

 

究極、今回はアイドルグループがコンセプトのパチスロ機種ですが…

 

エリアによっては、例えば歌舞伎町ではホストが対象のパチスロも可能。

ユーチューバーやインフルエンサーのパチスロも筐体そのままで可能に。

ご当地アイドルでも、スタッフが主役のパチスロでも、基本的になんでも可能という世界線になります。

 

 

 

 

続いての大きな特徴がスペック。

通常時は無抽選で、ボーナスはすべて天井(150G)です。

(ゲームフローについては後述)

 

設定1はチャリティで、大まかに言うと3,000円で500円負けがほぼ確定している(わかりやすく円で書いています)設定。

設定2は等倍。3,000円いれて3000円戻ってくる仕組みです。

設定345はそこに少しだけ射幸性能がプラスした設定となります。

 

※設定はすべて台枠で分かる仕組み/自分が打っている台の設定はまるわかりです。

 

これまでは良い機械と設定で、アウト✕コイン粗利で儲ける=これまでのパチンコ・パチスロビジネス。

しかし該当機種は、台粗利で儲けるというこれまでのビシネスモデルとは全く違います。

ここでアイドル(推し)というコンセプトが生きてきます。

3,000円サンドに入れ、150枚獲得します、そしてそこで推しの景品をゲットというユーザー体験になります。

 

これまでは「勝ち」を求める「機械の面白さ」を求める、その対価として利益をもらう。

今回の新機種パチスロ「推しスロ」は推し活動の一種としてプレー、その対価として利益をもらう。

 

プレーすること自体=推し活動

出率100で台粗利0円、しかし獲得したコインで推しの景品を獲得するのがユーザー体験となります。

 

 

 

 

 

ユーザーのエクスペリエンスについて

 

続いてユーザーのエクスペリエンス「ゲームフロー」についてです。

まずは着席、サンドからコインを借ります。

 

★アイドルグループを選ぶ(現在は1組=/今後は合計4組)

★推しのアイドル個人を選ぶ

★最初の50Gを消化/消化中は推しのアイドルのストーリーやクイズが出題

★次の50Gを消化/50G後は次のアイドルを新しく選択可能

★最後の50Gを消化、合計150Gで必ず大当たりする

 

チャリティ設定以外は、出率は100です。

ですので、パチスロではなく推し活動とも言える機械コンセプトになります。

 

 

※またアイドルグループの追加や、アイドルの演出はiPadのバージョンアップで行うことができます。

 

 

ユーザーのエクスペリエンスその2

 

なおプレー中は好きな音楽を選択希望

これもソフトウェアのバージョンアップで限定配信などが可能。

また、プレー中はブルートゥースによるペアリングで、イヤホンやヘッドホンでプレーすることが前提となります。

 

レギュレーション上、これまでのパチンコ・パチスロではイヤホンやヘッドホンでのプレーはNGでした。

しかし今回の新システムでは、基本的にイヤホンやヘッドホンが前提となります。

 

ちなみに、7ヶ国語対応とのこと。

当然ですが、これもソフトウェアのバージョンアップで対応がいくらでも可能になります。

今後はインバウンド対応のプロモーションも展開していく未来もあるとのこと。

 

 

その後、未来について

 

ここまで認識すると、様々な可能性が個々で思い浮かぶと存じます。

 

★ソフトウェアの演出は自由自在=パチスロによる限定配信ライブも可能

★パチスロによる、例えば東京のライブを兵庫のパチスロを打ちながら視聴することも可能

 

故に、台粗利ビジネスではなく、新しいビジネスモデルという事になります。

 

それからボーナスで獲得できる画像などはNFTにも展開していく未来は、容易に想像ができますね

現状はNFT要素はないとのことですが、どう考えても次の展開がありそうです。

 

 

以上、PMJならではの視点でお届けする新機種パチスロでした。

それでは引き続き、よろしくお願いします。

 

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