平和さん質疑応答から/スマートパチンコ・パチスロの販売価格は現在と変わらない予定 ほか
2021.11.29 9:16
営業動向
続いて平和さんの話題です。
IR資料から「決算説明会 質疑応答要旨」よりピックアップ。
今後の販売やスマートパチンコ・パチスロについてが掲載されています。
以下からご確認くださいませ。
決算説明会 質疑応答要旨から
遊技機事業の質疑応答から
Q1. 2022 年 3 月期の上期実績は、販売が苦戦したように見受けられる。
販売台数が伸び悩んだ理由は何か。また下期はどのような点を改善して、拡販につなげるのか。
A1.
上期の販売が伸び悩んだのは事実である。
理由として、コロナ前の 3 割ほど稼働が減少しており、パチンコホールの経営環境が想定より厳しい状況にあることがあげられる。パチンコ機・パチスロ機は、それぞれ月に 10 機種程度発売されるが、その中で評価の高い上位 1、2 位の機種しか大量に購入されず、上位に入れない機種は数千台の販売で終えることとなる。
当社が上期に苦戦した理由は、発売した機種が上位に入れなかったためである。
下期は、パチンコ機・パチスロ機ともに、当社の大型コンテンツを発売することにより、通期計画を達成していきたいと考えている。
スマートパチンコ・パチスロについて
Q2. スマートパチンコ・スマートパチスロについて。
現行の遊技機との違いは何か。また、どのようなペースで市場に設置されていくのか。
A2.
スマートパチンコは玉が循環する仕様で、スマートパチスロはデジタル表示となることからメダルを必要としない仕様となる。
そのため、玉・メダルの補給機が不要で、さらに玉・メダルに触れないことからコロナ禍で歓迎されている。また、ゲーム性は現行の遊技機より向上するため、稼働が上昇し、パチンコホールの売上・利益が上がると見込まれている。
スマートパチンコ・スマートパチスロの導入は 2022 年の夏から秋の間に始まる予定だが、その普及には時間がかかるものと思われる。
市場におけるパチンコ機とパチスロ機の設置割合は、パチンコ機がパチスロ機の倍近くあることから、普及には
パチンコ機は 3~4 年、パチスロ機は 2~3 年程度かかると想定される。
この間、メーカーは現行の遊技機とスマートパチンコ・スマートパチスロの両方を並行して開発・販売していくこととなる。
販売価格について
Q3. スマートパチンコ・スマートパチスロの販売価格は現行の遊技機から変化はあるのか。
また、メーカーの収益性は変わるのか。
A3. 販売価格は変わらない見込みであり、メーカーの収益性も変わらないと想定している。
メーカーさん目線になりますが、今回の質疑応答のポイントは下記になるでしょうか。
→今後はS級A級版権の販売に集中する方向性
→ニッチな機種は成立しにくい時代に
→数千台販売でも黒字化できるビジネスモデルも問われる
→スマートパチンコ・パチスロの販売価格は現在と変わらない「予定」
→普及はスマートパチンコ機は 3~4 年、スマートパチスロ機は 2~3 年程度を見込む
→今後はS級A級版権の販売に集中する方向性
→ニッチな機種は成立しにくい時代に
→数千台販売でも黒字化できるビジネスモデルも問われる
→スマートパチンコ・パチスロの販売価格は現在と変わらない「予定」
→普及はスマートパチンコ機は 3~4 年、スマートパチスロ機は 2~3 年程度を見込む
詳細はリンク先からもご確認くださいませ。
ゴルフ事業の質疑応答も掲載されています。
ゴルフ場運営システム「Teela」なるものもあるようですね。
従来ゴルフ場にて処理を行っていた会員管理業務や予約管理業務などの事務処理業務を本社へ移管することが可能となり、ゴルフ場では事務処理業務の効率化によって得られる余力を、接客などの人的サービスに集中させることで、各ゴルフ場のサービス向上を目指します。