パチンコ運営キャリアをカジノ運営にも活かす。ダイナム社がマカオレジェンド社に大型出資

2013.06.19 11:56

営業事例

カジノを直接運営するのは非現実的ですので、実際に手がけるにはこのパターンになるでしょうか。ダイナムJPHDがマカオのカジノ運営企業IPOに際し多額の投資を入れることを発表しました。金だけ入れるパターンではなく、『パチンコ運営のキャリアでシナジーを出す』と明言していますので、がっちり一緒に仕事する気マンマンですね。ここで実績ができていると、日本国内のカジノ案件でも「オペレーターとしての実績があります」という大きなメリットが出てきます

 

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コメント

先述しましたが今回の投資は単なる「カジノ運営企業への投資」という枠で考えるべきではないと私は思います。

ダイナムの狙いは、マカオでオペレーターとしての実績を持ち、その実績を引っさげて「日本国内でカジノ解禁になった場合のオペレーション指名を確実に獲得する」というものであると予想されます。つまり大いなるダイナムの宣戦布告ではないでしょうか。

ちなみに発表されている内容のダイジェストはこちら。

▼ダイナム香港がマカオのカジノ関連会社に投資
▼投資額は3500万米ドル
▼相手会社はマカオレジェンド社、本社はケイマン
▼投資リターンだけでなくパチンコホール運営のシナジー効果を出していく

 

詳細はこちらのリンクからどうぞ。PDFですのでお気をつけください。

ケイマン本社ってことで、今回のG8で話し合われた3Tの内、TAXにあれあれということで、やや突っ込みどころはあるものの、カジノへの進出という切り口で考えるにストレートど真ん中な策を打ってきた印象があります。これでスムーズに事故なく実績をだしていけば相当なイニシアチブとなるのではないでしょうか。

 

P-media Japan ※PMJの記事は基本リンクフリーです

 

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