創業150年以上の老舗旅館「大和屋本店」をマルハン北日本が買収へ基本合意
2024.07.11 7:43
営業事例おはようございます、本日もよろしくお願いします。
ホール企業マルハンさんの話題からスタートです。
松山・道後の老舗「大和屋本店」 パチンコ「マルハン」が買収へ基本合意というニュースです。
以下からご確認くださいませ。
松山・道後の老舗「大和屋本店」 パチンコ「マルハン」が買収へ基本合意
松山・道後地区の老舗旅館「大和屋本店」を経営する大和屋本店旅館(松山市)は、パチンコホール大手のマルハン(京都市)へ自社の全株式を売却する。両社が6月28日付で基本合意した。旅館業や屋号、従業員約200人の雇用は現状のまま継続する。創業家の奥村敏仁社長らは事業売却後も役員を務める。今後、具体的な条件などの協議を進める。
大和屋本店は1868年の創業。総部屋数90室で最大収容人数は350人。1996年に全面改築し、大型の宴会場があるほか、能楽堂を備える。2019年9月に松山市で開かれた20カ国・地域(G20)労働雇用相会合の歓迎レセプション会場ともなった。ただ近年は新型コロナウイルス禍の影響で客足が伸び悩んでいた。
マルハングループは全国にパチンコホールを300店舗以上展開する。パチンコ市場は遊技人口の減少や新型コロナ禍などの影響で縮小傾向にあり、最近はホテル・旅館やゴルフ場、外食などに事業を拡大している。今年4月には、大和屋本店の姉妹館で道後地区に立地する「大和屋別荘」の全株式を取得している。
合意の内容は、買収後も従業員を同じ条件で雇用するほか、奥村敏仁社長ら3人の取締役を引き続き役員にすることなどが含まれています。
またグループの「大和屋別荘」を巡っては「マルハン」がすでに今年4月、全ての株式を取得していて、代表取締役には「マルハン北日本カンパニー」の韓俊社長が就任。全従業員を引き継ぎ「大和屋」の屋号をそのままにして営業を続けています。
▼松山・道後の老舗「大和屋本店」 パチンコ「マルハン」が買収へ基本合意「雇用問題ない」【愛媛】
https://www.excite.co.jp/news/article/ebc_1183673323382145399/
▼道後の老舗旅館「大和屋本店」 パチンコ大手が買収へ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC100ZF0Q4A710C2000000/
という事でマルハンさんです。
パチンコ業以外の進出が目立ちますが、今回は旅館ですね。北日本となります。
カンパニーは違いますがミシュラン獲得の飲食業(麻布台ヒルズにも出店していました)のM&Aや、有名どころですと「ひらまつ」の事例もあります。
共通するのは「高単価かつマルハンの強みも活かせる」というセグメントになるでしょうか。
何回も触れていますが、パチンコ業は貸玉上限があるので実質的な値上げは不可能です。
しかしインフラはおそらく進み、人件費も建材費も機械代も輸送費も何もかもが値上げとなるでしょう。
(これ自体は良いことでもありますが)
何十年と続いたデフレ時代、でしたが、現在の1億円と5年後の1億円は明らかに差異あり。
企業の生き残り目線でいくと、いろいろな取り組みが出てきますね。