【ヘソ1個についてコンテンツを追加】ホント考えること多数!「年末年始に向けて」久々のコラム更新/無双ユーザーのキャッチアップほか

2021.12.06 9:47

コラム

久々のコラムです。

※第二弾を追加しております

らしからぬ暑さの日もあれば、肌寒い日も増えてきました。

まさに暦を感じる季節ですが、そうなるとやはり触れなければならないのが、年末の機械問題。

 

「4円パチンコ百花繚乱の時代」

「ワクチン普及シナリオに突入」

「そして1月31日問題」

 

言わずもがなですが、シンプルに、ノーアイデアで「年末商戦を頑張ろう」では不十分な年末商戦がやってきます。

 

 

コンテンツを追加しました

ヘソ1個賞球をどう考えるか?となると考えたいのが新しい北斗シリーズ。

やはり「ヘソ1個賞球」については色々考えておくべきでしょう。

 

ユーザー心理とすれば

「勝てば1個賞球だからその分出玉が獲得できた→ヘソ1個最高」

「負ければ1個賞球はやっぱりきつい→ヘソ1個厳しい」

という「そりゃそうだ」的な心理が予想されます。

 

 

となると最初に定義したいのは「1個賞球の勝ち体験は何万発以上のMYなのか」という点。

これをアナログではなく数値で仮設、検証を回していく必要があるでしょう。

つまり分岐スタートや玉粗管理というスタンダードな計数管理だけではなく、1個賞球の機種は「勝ち体験管理」「勝率管理」をおこなっていくべき機種と言えるかもしれません。

 

ヘソ1個について
1個賞球の勝ち体験は何万発以上のMYなのか?を「アナログな感触ではなく数値で」定義する。

 

 

それから転落抽選や比較について

転落抽選タイプ→花の慶次漆黒やユニコーンなど人気作でも採用されています。

類似スペックのユニコーンと比較すると突入率、継続率は同等なのに初回3,000発が非搭載という「ユーザー心理のデメリット」の可能性があるかもしれません。

※10R時120発程度プラスで獲得できるような作りになっているようですが、この辺も要チェックと考えます。

 

それから初回3000発が無い分、ユーザーがどう感じるか?という点もしかり。

何れにせよ「説明不足」は非常によろしくない、そう考えます。

 

新しい機械はユーザー心理を先回りする
言わずもがな、新しいチャレンジを行った機種はユーザーの「これは何?」という疑問もセットです。
ですので伴うユーザー心理は、先回りしてある程度設定→答えを用意する必要もあるでしょう。

 

 

北斗シリーズの後継機種です!どうぞ打ってください!

でアウトが入ればよいのですが、なかなかそんな優しい時代ではないようです。

そして「説明を求めるタイミング=初打ち終了後」なのかどうかのチェックも必要です。

現在の若年ユーザーは「事前にスマホでチェックして」プレーを行いますが、シニアユーザーに近づくに連れ、まずは打ってみるというフローになってきます。

 

 

★初打ち→疑問→情報収集→リピート

★情報収集→初打ち

機種の情報や説明をどのタイミングで行うのか?

自店舗のユーザー層がどちらなのか?という視点も大事になるでしょう。

 

 

 

参考までに

1:事前のプロモーション

「共通言語でしゃべる」
「今ある機種や過去の機種と比較する」
「なにかに例える」

 

伝え方について

「文字だけではなくビジュアルや動画で伝える」

※右脳に伝えるか?左脳に伝えるか?を使い分ける
※その際はフォントの大きさなどペルソナも考慮する

 

「説明せずにストーリーで伝えることは可能かどうか?」

※嘘をついてはいけません、ではなく「オオカミ少年の物語」

 

「店舗発信しないで第三者が可能かどうかチェックする」

※◎◎機能がありますではなく「スタッフはこれがおすすめ」「著名人はこれがおすすめ」等

 

 

2:初打ち後のプロモーション

「まずは初打ちで生じたたくさんの疑問に答えること」

「店舗発信の前に、ユーザーの疑問に答えること」

 

初打ち後の疑問はやや不満よりの疑問=これを解消することが優先される

初打ち後の疑問は「ウェブで検索する」「雑誌を購入して調べる」というのが通常のパターン。

ですが、この部分を少しでも店舗で行うことができればユーザーとの距離やブランド力が高まります。

 

 

→現場の声をスタッフ経由で集めて疑問に答える
→メディアで出てくる質問をチェックして疑問に答える
→Googleフォームなどの活用の可能

 

 

★メイン機種であれば店内巡回で「今回の◎◎どうでしたか?アンケートキャンペーン」の検討

 

これまではホール店員=パチンコ・パチスロのヘビーユーザーでしたので

「ユーザーの質問にはその場で答えることが可能」でした。

しかし現在はホール業務の複雑化や店員のプレー率問題が存在。

ですので上記のような「システムを回す」ことが必要です。

 

 

3:新しい楽しみ方について

新しい楽しみ方の訴求は「初打ち後の質問に答える」というフェーズ「後」に行うことが望ましい。

初打ち後の疑問はやや不満よりの疑問。

不満の解消後に店舗からの訴求を行う順番を間違えない。

深堀り要素「演出」「機能」「裏ボタン的」

 

上記の説明も

「文字だけではなくビジュアルや動画で伝える」※右脳に伝えるか?左脳に伝えるか?を使い分ける※その際はフォントの大きさなどペルソナも考慮する

「説明せずにストーリーで伝える」※嘘をついてはいけません、ではなく「オオカミ少年の物語」

「自分発信しないで第三者が可能かどうかチェックする」

を要チェック。

 

 

1回目のコラムの繰り返しですが…

最後に繰り返しになりますが、非常に大事な年末年始が始まります。

年末商戦でしっかり盛り上げるのではなく、大ボス「北斗無双」のユーザーをキャッチアップしていくという目線。

宙ぶらりんの北斗無双ユーザーを自店舗で捕まえるという目線。

北斗無双ロスを逆手に取って成績を上げるという目線。

すべてを持って望んで頂きたい、そう考えています。

 

 

 

 

百花繚乱の時代(21年11月2日コンテンツ)

有料会員サービスでは何度となく触れていますが、源さん超韋駄天を皮切りに、4円パチンコ百花繚乱時代に突入しています。

春のデータで恐縮ですが、野球やサッカーに例えると「レギュラーメンバーは殆ど入れ替わっている」のが現在。

 

下記は2021年3月データと1年前の上位25機種のラインナップ。

殆どのラインナップが1年で入れ替わっています。

(後述しますが、その最後の大物レギュラーが北斗無双です)

 

しっかりした台数の北斗シリーズ導入がアンサー!かもしれません。

幅広い多様性をもたせるのがアンサー!かもしれません。

 

いずれにしても熟考したいタイミングですね。

 

 

データについて

期日 2021年3月8日〜週間データ

 

 

 

4円パチンコ部門

1年前の3月第2週推定アウト:14,536
今年の3月第2週の推定アウト:13,702
対比:94.2%

 

20円スロット

1年前の3月第2週推定アウト:8355枚
今年の3月第2週推定アウト:7019枚
対比:84.0%

「PとSでは約10%の回復率の乖離」があるのは3月も同様ですね。

 

 

 

 

プラス、ワクチン普及シナリオへ

そしてワクチン普及シナリオです。

PMJではかなり早くからワクチン普及シナリオを提言できていました。

ですので準備は万端かと存じます。

単純な営業テコ入れや機械導入、広告宣伝は、ほぼすべてのホールが実施してくるでしょう。

 

★スタッフのチームビルディング

★コロナ対応脳から集客脳への切り替え

 

このあたりも準備万端といきたいところです。

コロナが100年に1度のトラブルならば、その回復は100年に1度のチャンスともいえるでしょう。

 

 

 

 

 

最後に言わずもがな「1月31日問題」です。

お伝えしたいことはシンプルで「しっかり考えていこう」「例年通りの年末商戦ではないぞ」という所です。

 

 

 

参考までに準備とは

ちなみに準備ができているか?どうかを考える際に気づきがあるのは、楽園立川がグランドオープン1ヶ月で行ったことダイジェストです。

オープン1ヶ月でデビルマン2ボックスという「グランドオープン後に話題機種の大量導入」というセオリーを打ちだしましたが、その「大型新台の前の段階」でこれだけの準備と仕込みを行いました。

 

〜楽園立川がグランドオープン1ヶ月で行ったこと〜

※最初の大型新台入替「前」の段階です

 

★牙狼増台

★とある増台

★ガンダムユニコーン最大化「逆襲のシャア」導入

★沖縄海の3ボックスは2ボックスに

★その代わりにライト海をボックスで用意

★ウルトラマンタロウの列運用は見切り半列へ

★新鬼武者の列運用は見切り「ベルセルク列運用」

★天龍半列は見切り1台残して撤去

★北斗の拳8列運用は見切り半列へ

★冬ソナ増台

★ガメラは増台「さらにレイアウトも変更して前面に」

★鉄拳4デビルはフロア変更「3階から4階へ」

★鬼浜もフロア変更「4階から3階へ」

★頭文字Dとモンキーターンは場所をそれぞれ配置変更

★おっとハーデスは見切りすべて5スロへ移動

 

 

もちろん書類も在庫も「準備」ができているからですね。

もちろんここまで用意するのは非常に難しいですが、気づきのある取り組みでした。

 

 

 

宙ぶらりんの北斗無双ユーザーを考える

という事で年末商戦。

このコラム内でエヴァがどうなのか?ユニコーンの増台は?牙狼は?あれはこれは?と論じても良いのですが、これはパチンコ業界人の多くが陥る「機械予想大好き症候群」になりがち。ですのでここでは退けます。

 

では何にフォーカスするべきか?

考えるべきは長らく覇権をとった北斗無双ユーザー。

ここを上手にキャッチアップできるか?

その為の受け皿は何種類用意できるのか?

この辺りが肝になってくると考えています。

 

年末商戦「だけ」ではなく、北斗無双「撤去後」までをフローで考える。

ゴールイメージは「商圏の北斗無双ユーザーを自店舗に集める」という事になるでしょうか。

 

 

北斗ユーザーをセグメントする

 

一口に北斗無双ユーザーといっても様々。

 

→北斗無双ユーザーのみを打つユーザー

→北斗無双とトレンドスペックを打つユーザー

→北斗無双とパチスロを打つユーザー

 

まずはこちらを整理整頓し、北斗無双ユーザーのセグメント分けを実施する必要があるでしょう。

 

セグメントAのボリュームは?

セグメントBのボリュームは?

 

自店舗ならびにマーケットの現状と予想はたてる必要があるでしょう。

 

 

ペルソナ設定について

そしてセグメントにプラスして考えたいのがペルソナ。

年末商戦はニアリーイコールで「ワクチン普及シナリオ突入後」という定義になってきます。

となると、ペルソナは「ワクチン契機で久々にパチンコホールに来店したユーザー」となるでしょう。

 

つまり「1年〜2年ぶりに来店するユーザー」=ある意味浦島太郎状態のペルソナ

となると、最近の超韋駄天やガンダムユニコーンなどではなく、北斗無双や黒慶次などが比較対象になってきます。

 

コピーライティングやプロモーションの際は、ぜひ意識したい部分です。

 

 

北斗無双ユーザーをキャッチアップすべし

つまりお伝えしたいことは

「年末商戦の新台を最大化しよう」

「年末年始でアウトも利益もアップさせて好成績を残そう」

「マーケットのシェアをアップさせよう」

 

という事ではなく、1月31日北斗無双撤去を見据えたフローを描くべきである、という事になります。

北斗無双ユーザーはある意味上客。

 

そのまま北斗シリーズで受け皿とする

新しいトレンドスペックで受け皿とする

 

引き出しや受け皿は多ければ多いほうが選択肢が広がります。

十分な準備をもって良しとすべきでしょう。

 

 

 

最後に

最後に繰り返しになりますが、非常に大事な年末年始が始まります。

年末商戦でしっかり盛り上げるのではなく、大ボス「北斗無双」のユーザーをキャッチアップしていくという目線。

宙ぶらりんの北斗無双ユーザーを自店舗で捕まえるという目線。

北斗無双ロスを逆手に取って成績を上げるという目線。

すべてを持って望んで頂きたい、そう考えています。

 

 

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