【コラム】一生に一度きりの「特別な年末」がやってくる!北斗無双と年末の営業あれこれ
2020.10.01 9:57
コラム
いよいよ10月。早いものです。
今年も残り3ヶ月。
年末の仕掛けをもう考えなければいけない時期になりましたね。
という事で、サミーさんにて「P北斗無双3」の試打を行ってきました。
年末あれこれ、無双あれこれ、営業あれこれ。
年末と無双に関するコラムです。
以下からご確認くださいませ。
一生に一度きりの「特別な年末」がやってくる
サブタイトルで大きく「一生に一度きり」とズバリ書き付けました。
コレに関しては異論のある方、ほとんど居られないでしょう。
コロナによる大幅な景気後退は、当然ながらパチンコ業界にも影を落としています。
閉店を決めたパチンコホールもあれば、強気な買収をすすめるホールもあるでしょう。
見方を変えればバーゲンセール。つまり、乱高下の時代。
それ即ち、経営判断の「重さ」が違ってきます。
だからこそ、一生に一度きりの「特別な年末」がやってくる!という一文になりました。
例年の様に、年末の話題機種を導入して、年末のリニューアルをかけて、販促を一新して…という「いつものレベル」よりも、より深い経営判断が必要になってきます。
営業再開後の自然回復は終了/現在は踊り場
詳細は有料会員サービスでも流しておりましたが、コロナ営業再開後は「何をやっても稼働が回復する」フェーズが続きました。
結論から行くと現在は踊り場という状況です。
9月のライダー/10月の源さん増台/11月の新台商戦
そういった「踊り場」の中、幾つかの「武器」「きっかけ」「契機」が訪れます。
1つ目はコロナ営業再開後、ようやくリリースされた話題の新台「仮面ライダー轟音」について。
そして2020年を代表する機種になった「大工の源さん超韋駄天」の増産増台。これが10月から。
最後に「とある」「ルパン」などの11月新台商戦です。
しかし肝心なのは「締め」で有ることに違いは有りません。
9月10月11月ときて、さて12月。
つまりほぼほぼイコールで「北斗無双3」でどんな仕上げができるか?
ここにコロナ営業再開後の肝があるように考えます。
貪欲に前年度対比プラスを狙いたい
既に弊社支援先では前年度対比でプラスまで回復した店舗も有りますが
マクロで見たら、まだまだ対比マイナスというのが現状。
しかし、この12月で「貪欲に前年度対比プラス」を狙ってもらいたいと考えます。
つまり、9月10月11月は「前哨戦」の可能性すらあるのです。
12月(ほぼイコールで北斗無双3)準備の大切さは、例年のレベルではないと考えるのです。
言わずもがな「ゴッド撤去」の受け皿を考える
下記は関東エリアのビッグデータ。
PMJで定点観測を行っている数値です。
初代バジ絆は客数比率7%で5500名の客数。
現在のゴッド凱旋は7.4%で4400名の客数。
全体アウトはコロナ影響あるも▲14.5%が、過去(初代バジ絆撤去時)に起こったこと。
この見込みマイナスをどう軽減させるか?が問題になるでしょう。
当然、まずはオルタナティブ機種の設定。
それからジャグラーシリーズやノーマル機種などの「過去流れた実績のある機種」など、このあたりはロジカルに判断したいところ。
そしてやはり、パチンコ部門への興味と関心と体験は店舗が促進しなければならないでしょう。
※ただし後述しますが「単純に導入しました」レベルでは難しく、しっかりとしたロードマップを描く必要があると考えます。
初代北斗無双との比較
これは次回「P北斗無双3徹底比較」で触れますが、やはりMY19000は魅力です。
初の1種2種の北斗無双であるという事。
初の遊タイム搭載の北斗無双であるという事。
継続率の北斗無双であるという事。
これらの新しいファクトは、突き詰めてしまえば、ユーザーがどう判断するか?です。
しかし「MY19000」という1点に置いて、ポジティブな期待ができるでしょう。
少なくとも、これまでの背景から考えて「頭と時間を使って周到に準備するべき機種」のひとつと考えます。
※次回は「P北斗無双3」の「徹底比較」コラム予定です。
百花繚乱の時代をアピールできるか?
気をつけたいことは、機種単体のアピールで終了しない/させないという点。
遊タイムしかり、Tスラッシュしかり現在のパチンコ新機種はまさに百花繚乱の時代。
これをどうブームにできるか?が腕の見せどころでしょう。
そして、年末に目指すのは
他店よりも「遊タイム」に詳しいスタッフとユーザー
他店よりも「Tスラッシュ」に詳しいスタッフとユーザー
他店よりも「1個賞球」に詳しいスタッフとユーザー
他店よりも「北斗無双やルパンなどのスペック」に詳しいスタッフとユーザー
というイメージになるでしょうか。
下記はパチンコ業ではなくクラフトビール業ですが、店舗Aと店舗B、どっちが強いですか?というたとえ話です。
※決してマニアを増やしましょうという事ではなく、ユーザーの興味関心体験のロードマップを描きましょう、というお話です。
本当の意味でストロングな店舗に
想像してみてください。
競合店舗のユーザーは「Tスラッシュ、ああ知ってるよ」「遊タイム、ABCの3種類あるんだよね」という「興味関心からすでに体験」まで進んでいる。
一方自店舗は「Tスラッシュ??なにそれ??」「遊タイム、ああ何かポスターにあったね」というレベル。
どっちが本当の意味でストロングな店舗なのか?
どっちの店舗が年末から年始にかけて集客するのか?
言わずもがな、答えは出ていると考えます。
※備考その1
ちなみに最悪のパターンは「店長と広告代理店が相談してポスターやプロモーションをやっちゃう」という状況です。
スタッフが詳しい、スタッフ発信であるという点が重要と考えます。
※備考その2
かつてのホールは「スタッフ=パチンコマニア・パチスロマニア」が多かったです。
ですのでこんなゴールは目指さずとも、自然に「詳しいスタッフ」が存在していました。
これからのパチンコホールに求められるのは「パチンコ新機種は百花繚乱の時期を迎えている」というアピール。
そして本当の意味でストロングな店舗「強いスタッフ」「強いユーザー」を目指すのが本質であるという事。
そんな事を考えながら試打をさせて頂きました。