ゲンダイ決算は減収減益 &電通はじめ広告代理店についてあれこれ

2013.07.16 9:37

遊技台・検定情報

続きまして決算発表についてです。広告代理店大手のゲンダイさんが公式サイトで決算資料のIRを行いましたので情報共有です。結果は残念ながら減収減益となっておりますね。以下からご確認くださいませ。

 

キャプチャ画像

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まずはさっそくですが、発表された決算数字からご確認下さい。キャプチャ画像でもありますがテキストでもどうぞ。

平成26年3月期第1四半期@ゲンダイエージェンシー

売上高:4,189(百万円)▲10.7%
営業利益:423(百万円)▲21.8%
経常利益:427(百万円)▲20.7%
四半期純利益:263(百万円)▲22%

 

同社の決算コメントにもありますが、やはりイベント規制の影響が色濃く残る結果になってしまいました。そんな中どうするのか?という疑問も出てきますが、戦略的には「新規出店を行うホールに対しての営業アプローチを強化した」とありますので、要は宣伝広告費用を使うニーズが有る店を開拓するという、当たり前と言えば当たり前な基本的な戦略でいっているようですね。

あとは紙媒体以外の広告へのシフトにも言及しています。これも極めて基本的な営業戦略だと思います。

 

蛇足ですが、広告についての市場規模は基本的にシュリンクしており、いつかツイッターで電通と博報堂の話題に触れましたが、この辺りの悩みはパチンコ業界の問題だけではなく普遍的なものです。

ただ数字を見ると伸びている広告代理店は伸びているんですよね。

もちろんそこには工夫が有り、中の数字を見てみると、いわゆる普通の広告業務は電博ですらダウンしており、伸ばしているのは「その他」の部門になっているようです。要はシュリンクする分野でも頑張るけど、他にやれることはないか?を「その他」で体現しているという事でしょうか。

で、その他=何やねん、という話になるのですが、これは直接電通の中の人に聞いたのですが、目から鱗が落ちる内情でした。

さすがに記事ではおおっぴらにお伝えする事はできませんが、結局資産の水平活用というか、横活用というか、手を変え品を変え一番サバイバルしているのは一番の大手だった、一番工夫しているから最大手なんだなあ。。というのが印象。

業界こそ違えど、規模の縮小があるのは何処も同じ。がんばっていかねばという締めでお伝えしたニュースでした。

 

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