お店のキャラをスタンプ展開させて次のフィールドへ。
2012.11.24 15:33
コラム
日本発のウェブサービスで「成功!」ってのはなかなかないですが、
フェイスブックよりもツイッターよりもユーザー増加スピードが高い
ジャパニーズメイドのウェブサービスが、実は存在するのをご存知でしょうか。
はいこれでございます。
『LINE』でございます。どんだけ伸びてるの、って話ですが、これがなんと
正解で7500万人だそうです。すごい数ですね。
グラフ
さて、ここで論じたいのはLINEの成功要因や背景ではなく、
じゃあ、これをうけて我々はどうするねん、ということであります。
単刀直入に結論からいきますと
▼店舗オリジナルキャラに動きをつけよう
という事が、今回お伝えしたいことであります。
▼スタンプについて考察あれこれ
LINEユーザーの方はご存知とは思いますが、LINEサービス躍進の
原因のひとつに、まちがいなく「スタンプ」の存在があります。
コミュニーケーションの新しい媒体のひとつ、とでも言いますか
感情と感情を交差させる時に、人は時に言葉を使い、ジェスチャーを使い生きていましたが、
現代では電話を使い、メールを使い、と様々に進化しております。
その新しい手段としての『スタンプ』は、まさに注目すべき存在でありましょう。
なにがいいのか?
まず、かわいい。
そして、表情豊か。
自身の感情をスタンプキャラに乗せることで、よりシンプルで簡潔なやり取りが可能になります。
余談ですが、私はそのうち、体にチップを埋め込んで、電話代わりの情報伝達になっていくと考えています。
つまりテレパシーが最終的なコミュニーケーションの到達点ではないかと思っているわけであります。
で、これを利用しない手はない!ということで、
パチンコ店でもいっとき流行った『店舗キャラ』をもう一回見なおして
(キャラつくってほったらかし、なんて店多いのではないでしょうか)
スタンプ風のキャラ展開をしてみてはいかがでしょうか。
(1000万も2000万も払ってLINE公式の…という意味ではなく、スタンプ風のキャラ展開ということでございますね。)
▼こんなシチュエーションでスタンプ
新台やオープンの抽選にならぶ店舗キャラ
パチンコで負けて涙を流している店舗キャラ
スロットで勝ったお金で居酒屋で呑んだくれる店舗キャラ
目押しができなくてじたばたしている店舗キャラ
いわゆるホールの風景を切り取り、スタンプ化し、「こんな状況あるある」という同意・コンセンサスを得て
店舗キャラと自店顧客の心理をシンクロ化させていく。
それによって店舗への愛着度を高める、なんてことが可能ではないでしょうか。
ということで、是非店舗キャラを展開しているお店さんは、
もう一度ディレクターを打ち合わせをして、スタンプ展開について検討してみては如何でしょうか。
※ちなみにLINEのスタンプの話が通じない、時代遅れのディレクターは、お付き合いを考えたほうが良いかもです。
あと、表面っつらだけ考えて、毒にも薬にもならないスタンプなら作らないほうがマシです。
普通にパチンコを打っているスタンプとか、普通に喜んでいるスタンプとか。そんな
『一般受けだけを考えて、結局うけない平凡なもの』なら作らない方がいいですので、その点もどうぞご留意くださいませ。
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