【条例成立】生活保護費でパチンコ、見つけたら通報を

2013.03.28 12:04

営業事例

業界ニュースの垣根を超えて話題になっていましたので、皆様御存知とは思いますが『生活保護費でパチンコ』問題についてです。この度兵庫県小野市(人口約5万人)で以下の条例が賛成多数で成立いたしました。要チェックのニュースでございます。

 

※画像は兵庫県小野市市役所の画像

 

成立した条例などなどまとめ

▼生活保護費や児童扶養手当をパチンコなどのギャンブルで浪費することは禁止。
▼全国から寄せられた2,000人の意見の内約6割がこれに賛成。
▼これらをみつけた市民に情報提供を求める。
▼通報をしなくても罰則は無しとの事。
▼病欠1人を除く市議15人のうち反対は共産1人だった。
▼この条例の施行開始は4月1日より。

 

兵庫県小野市のパチンコ店舗

続いて余計なお世話かもしれませんが小野市で営業中のパチンコ店舗一覧です。合計5店舗、すべての店舗が中規模未満クラスの台数となっております。人口が約5万人ですのでこのクラスの店舗メインの市場にはなりますね。

小野市の店舗一覧

▼タイガー小野店
▼パーラー小野カーヤ
▼キコーナ小野店  
▼5カラット小野店
▼スイス会館

 

ニュースから考えるべきこと

さて肝心の結論です。まず、ここで条例の賛否は述べても意味はない、と言うことはお分かりいただけるかと思います。決定した条例ですし、大事なのは「で、なにをするのか?どう考えるのか?」です。(個人的には、気持ちはわかるが条例可決は当然の流れ、という感想ですね。そこまでしてパチンコ打ったらダメだよ!というのが私の本音ですが、ついパチンコに行っちゃう…という弱い気持ちもわからなくもなし…。現在「パチンコなんぞけしからん!」という人も立場が変わったらどうなるかわからないですよ…人間そんな強くないですからね。)


で、真に気をつけるべき点は「現在の世間の心情」「日本人が持っている感情」の把握であるかと考えます。寄せられた意見の多くは「条例賛成」というものだったようですし、基本的にパチンコ自体は「世間一般から好かれている存在」ではありません。その中で商売を行い、社会に溶け込み、お金を使ってもらう。となれば、世間一般の心情に自分自身をシンクロさせる必要があります。そしてそれを営業や意思決定に生かす必要があります。『やってられないよ』『俺たちにも○○があるよ』『一部の地域で関係ないよ』というアロガントな姿勢は損をすることはあれど、得にはならないでしょう。

ということで各々で消化して、営業に役立てて頂ければ…というニュースのご紹介でした。

 

P-media Japan ※PMJの記事は基本リンクフリーです

 

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