【ミニコラム】ロボット活用と経費削減とパチンコ業界と【変なホテル】
2015.07.16 14:16
遊技台・検定情報ロボット活用についてです。
ロボットについては次世代産業の大本命という向きもありまして
各社、開発、ベンチャー、などなど動きが活発になっています。
パチンコホールにおけるロボット活用という事例は
現在全く出てきていませんが、例のペッパーくんなんかは
「絶対ホールに置くべきだよね」という意見は複数の人から出る話題。
(実際に段取りをしているホールも有るようですね)
ペッパーくんIN蔦屋家電
二子玉のコンセプト店舗、蔦屋家電でもペッパーくん。
記念写真を求める顧客で非常に賑わっていました。
で、この度、ロボット活用を前面に出したホテルがオープンしました。
ホテル名は「変なホテル」
ハウステンボスにオープンしたこのホテルはHIS社が手がける
全く新しいロボット活用によるローコストホテルです。
変なホテル
受付はロボット。
音声認識でチェックインします。
世界で最高の生産性の高いホテルを目指した
フロント係や荷物を運ぶポーターをロボットにし人件費を削減
ハウステンボスの澤田社長は「ローコストホテル時代への最初の挑戦」だと語り
部屋にはテレビや冷蔵庫もなし
これにより、人件費、光熱費削減。
1泊の料金は9,000円〜と周辺のホテルよりも割安だそうです。
※とはいえ、実際に調べたら高値での宿泊がほとんどでした。最初だから&季節要因かもしれません。
人件費は通常のホテルの4分の1
そして人件費、通常のホテルの4分の1という事。
広告代理店的な目線でいくと、バズ的な集客要素で考えがちなホテルですが
しっかり事業の基礎ができている辺りが狡猾です。良い意味で。
最初は「世界で最高の生産性の高いホテル」という事でしたので
顧客の目線ゼロだなあ、という印象でしたが、話を聞くと中々に面白そうです。
LCCのホテル版を目指す、とは澤田社長の弁ですが、まさにそれですね。
そういえばNSPさんでも次世代乗り物を手がけていました。
曽我部会長のFBで紹介されていたので勝手に引用です。ごめんなさい。
※「INMOTION」は人の自然な反応で、自由自在に操作可能な近未来感覚の乗り物。
最先端のテクノロジーで、マシン自体が毎秒20000回バランスを取り、どなたでも簡単に操縦できます。軽量の16kgの重さながら、狭い場所や湾曲した道でも機敏な動きでスムーズに走行可能です。
備考:【Puffin】未来の乗り物大集合!【U3-X】
→http://matome.naver.jp/odai/2126466521788445401
パチンコホールでも見る日が近いかもしれませんね。
問い合わせは直接NSP社までよろしくお願い致します 笑
未来の職業について
未来の職種が「ロボットにより半減する」という論は皆様ご存知の通り。
オクスフォード大学が認定していますね。
「コンピューターの技術革新がすさまじい勢いで進む中で、これまで人間にしかできないと思われていた仕事がロボットなどの機械に代わられようとしています。たとえば、『Google Car』に代表されるような無人で走る自動運転車は、これから世界中に行き渡ります。そうなれば、タクシーやトラックの運転手は仕事を失うのです。
リンク:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40925
翻って、我がパチンコ業界はどうなっていくでしょうか。
既に「パーソナルシステム」もその兆しでしょうし、
直接ホールとは関係ありませんが、交換所の自動化システム(キャッシーくん)もそのひとつでしょうか。
とはいえ、ホール業界のキャシュアウトの大部分は「機械代」
となると、ロボット活用による人件費ダウンという方向よりは
機械の「超・適正化」が始まるのが最初ではないかと考えています。
現在も店舗毎、法人毎で機械の選定から運用、配置場所や機種説明、
新台と同時導入する中古選定などなど「様々な工夫」を行っていますが
この先にくる「超・適正化時代」は、恐らく
【日本全国のパチンコホールのデータを全クラウド化】
【すべての指標、データと同時にぶち込んで分析】
【天気、人口動態などあらゆる公表データを活用】
することによる最適化が可能になるのかもしれません。
※実際にこの方向は工業の分野で進んでいますね。
てな事で「ロボット活用」をお題で諸々書いた今回のミニコラムでした。
今後とも宜しくお願い致します。