おはようございます、本日もよろしくお願いします。

ダイナムさんの決算ニュースについてまずはピックアップです。

「2024年3月期 連結決算速報」ですね。もちろん増収増益です。

以下からご確認くださいませ。

 

 

 

まずは数値から

 

まずは「2024年3月期 連結決算」数値です。

以下は、株式会社ダイナムジャパンホールディングスの2024年3月期連結決算の概要です。

 

営業収入: 130,363百万円（前年同期比111.2%）

営業利益: 8,983百万円（前年同期比132.8%）

当期利益: 3,385百万円（前年同期比188.3%）

 

 

コメントは下記

 

 

＞パチンコホール業界では、遊技客数の減少や設備投資の増加により、休業や廃業する店舗が増加。

＞大手企業のM&Aが進行し、業界再編が進んでいます。

＞スマート遊技機の導入でスロット機の設置が拡大し、業績に寄与しています。

＞航空機リース事業では、エアバス製の新造機4機を購入し、保有機数は10機となりました。

＞今後は航空機管理サービスの提供で収益力の強化を図ります。

 

 

ちなみに、ここ5年間のダイナムさん決算をズラッと比較してみました。

 

過去5年間の主要な財務指標を比較すると次のようになります。（期のデータです／3月期）

 

営業収入

• 2019年: 146,371百万円 (前年同期比3.8%減)
• 2020年: 141,919百万円 (前年同期比3.0%減)
• 2021年: 98,602百万円 (前年同期比30.8%減)
• 2022年: 105,141百万円
• 2023年: 117,206百万円
• 2024年: 130,363百万円

 

コロナの21年が営業収入1000億を切る／今期は1300億円まで回復／コロナ前の1400〜1500億円まで25年に戻せるか？

 

営業利益

• 2021年: 4,342百万円 (前年同期比77.7%減)
• 2022年: 10,654百万円
• 2023年: 6,764百万円
• 2024年: 8,983百万円

 

コロナ中の営業利益43億円が底、現在は89億円まで回復しています。

 

 

ちなみに、営業利益は2019年と2020年3月期は「税引前利益」が発表されています。

2019年税引前利益: 19,369百万円

2020年税引前利益: 19,506百万円

 

※営業利益と税引前利益は概念が違います

営業利益=売上高−売上原価−販売費及び一般管理費

税引前当期利益=営業利益+営業外収益−営業外費用

 

 

 

当期利益

• 2019年: 12,591百万円 (前年同期比15.2%増)
• 2020年: 12,747百万円 (前年同期比1.2%増)
• 2021年: 2,351百万円 (前年同期比81.6%減)
• 2022年: 4,977百万円
• 2023年: 1,798百万円
• 2024年: 3,385百万円

 

 

21年3月期がいわゆるコロナの数値ですね。

当期利益はコロナ前の約125〜130億円レベルまではまだ戻らず、です。