【営業者+メーカー必見】全メーカーの販売タイトル数推移+型式試験は今年ついにPS逆転 ほか
2023.08.30 10:28
営業動向続いてメーカー資料から一部ピックアップ。
三共さんの2024年3月期第1四半期決算説明資料から注目の内容がありました。
全メーカーの販売タイトル数推移+型式試験のマクロデータですね。
以下からご確認くださいませ。
まずは全メーカーの合計「販売タイトル数推移」となります。
期間は2018年から。甘デジやリユースは除くという条件付きの数値になります。
パチンコ部門では下記の数値になりました。
2018年:116タイトル
2019年:97タイトル
2020年:63タイトル
2021年:87タイトル
2022年:76タイトル
一見すると、コロナの2020年をイレギュラーとして「年々ダウン傾向」とも見れますが、2018年はCR撤去という背景あり。
また2021年〜2022年は「各メーカーがパチスロ部門へリソースを動かす」という背景もありと考えます。
続いてパチスロ部門です。
2018年:93タイトル
2019年:63タイトル
2020年:50タイトル
2021年:78タイトル
2022年:67タイトル
先述の「各メーカーがパチスロ部門へリソースを動かす」という視点。
2019年では「パチンコのほうがパチスロよりも34タイトル多い」という状況。
しかし2021年、22年では変わらずパチンコの方が多いものの、その差異は21年で9タイトル。22年でも9タイトルとPSのリリース数は急激に同数に近づいています。
(要因については言わずもがなですので割愛します)
続いて型式試験の適合状況についてもデータが有りましたのでピックアップ。
三共グループの適合数も出ていますが、受理件数は全体のみ(三共データなし)ですので割愛します。
ということで、型式試験の適合状況「年単位のマクロ」については全体の数値、以下からご確認ください。
※数値は上記の画像にて/下記は適合率
ぱちんこ部門
2018年:47.2%
2019年:45.9%
2020年:32.3%
2021年:31.6%
2022年:25.2%
※ぱちんこ適合率は基本ダウン傾向
回胴部門
2018年:34.0%
2019年:19.4%
2020年:20.1%
2021年:26.7%
2022年:19.9%
このデータで注目すべき点は、ぱちんこ部門と回胴部門の「適合数の逆転現象」になります。
またまた繰り返しになりますが「各メーカーがパチスロ部門へリソースを動かす」という視点ですね。
2018年:ぱちんこは336件適合>回胴は203件適合【差異133件】
2019年:ぱちんこ430件>回胴191件【差異239件】
2020年:ぱちんこ295件>回胴185件【差異110件】
2021年:ぱちんこ313件>回胴263件【差異50件】
2022年:ぱちんこ230件>回胴194件【差異36件】
そしてまだ途中ですが、2023年度は現在「ぱちんこ適合数よりも、回胴部門の適合数が多い」という完全な逆転状況になりました。
(ぱちんこ適合100件に対して回胴部門適合111件)
詳細は下記リンクからもご確認くださいませ。