【メーカー+営業者必見】三共さんの資料から/市場規模推移「設置台数と販売台数」+「直近1年の設置台数とホール数」について
2023.08.25 10:01
営業動向続いてメーカー資料から一部ピックアップ。
三共さんの2024年3月期第1四半期決算説明資料から注目の内容がありました。
パチンコ市場規模の推移について「設置台数と販売台数」それから「ホール軒数」についてですね。
以下からご確認くださいませ。
パチンコ市場規模の推移について「設置台数と販売台数」
パチンコ設置台数、パチスロ設置台数ともに2019年からダウン傾向です。
約15〜20%のダウンですね。
パチンコ:19年に255万7000台から22年に219万台までダウン(85.6%)
パチスロ:19年に163万7000台から22年に132万6000台までダウン(81.0%)
一方販売台数は上がったり下がったり状態、設置台数とは相関なしです。
これは撤去問題も含みますので、一概には言えないですね。
また、メーカー側の視点にはなりますが「総台数・全てのホールが新台購入をするわけではない」という実情もあります。
総設置台数の、稼働上位ウン%が、いわゆる新台を定期的に購入しています。
(ボトムの部分から廃業になっている)
ですので総設置台数と販売台数は、比例するようであまり比例しない傾向もあるでしょう。
続いて「直近1年間の設置台数とホールの軒数」です。
直近1年間の設置台数とホールの軒数について
先程は2019年からでしたが、今回は時間軸が1年ですのでお気をつけください。
視点は設置台数とホールの店舗数ですね。
当然ですがすべてダウン傾向。2022年から1年間で
パチンコ設置台数:95.4%
パチスロ設置台数:96.5%
ホール店舗数:92.2%
という結果になりました。
ホール店舗数よりも、設置台数のダウン傾向は低いという結果ですが、これは至極当然の傾向。
基本的に小規模店舗がクローズ、M&Aやグランドオープンで大型店舗が誕生という流れです。
ですので「パチンコホール店舗数の減少と、設置台数の減少は分けて考える」必要もありますね。
詳細はリンク先からもご確認くださいませ。