【必見の数値】ホール企業ハリウッドさん_男女賃金差異や男性従業員の育児休業取得率などを発表
2023.08.21 8:29
営業事例おはようございます、本日もよろしくお願いします。
ホール企業の取り組みの話題からスタートです。
ハリウッドさんですね。男女賃金差異について・男性従業員の育児休業取得率などが発表されました。
以下からご確認くださいませ。
男女賃金差異についての公表
▼男女賃金差異についての公表
http://www.holly-wood.co.jp/newsrelease/index.cgi?c=zoom&pk=176
まずは「男女賃金差異について」です。
いわゆる正社員とパート・アルバイトのセグメント別の数値ですね。
計算式は下記となります。
ということで全労働者での約60%という数値。
トリドールさんの全労働者における男女の賃金差異=60.2%ですので、ハリウッドさんの数値も素晴らしい内容ではないでしょうか。(もちろん丸亀製麺などの賃金差異97.5%とほぼ半々という事例もありますが…)
ちなみに60%という賃金差異は「男性5:女性3」という数値になります。
ハリウッドさん発表@ざっくりの賃金男女比率について
全労働者=男性5:女性3
正規雇用労働者=男性10:女性7.8
非正規雇用労働者:男性10:女性12
ちなみにご存知の通り、女性活躍推進法の改正により、2022年から男女の賃金の差異を公表することが義務付けられています。
※常時雇用する労働者が301人以上の企業
※OECD(経済協力開発機構)の調査によると、2021年の日本の男女賃金格差は22.1%
※先進国の中でも特に高い水準であることが判明しました。
※一般的に、女性が男性よりも低い役職や非正規雇用で働く割合が高いことが、賃金格差の原因の一つとされる
男性従業員の育児休業取得率の公表
▼男性従業員の育児休業取得率の公表
http://www.holly-wood.co.jp/newsrelease/index.cgi?c=zoom&pk=175
続いて「男性従業員の育児休業取得率」についてです。
日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、キャリアの中断や時短勤務が賃金格差の要因となります。
ですので、先述の賃金と男性従業員の育休取得率は密接な関係があります。
※2022年に厚生労働省が公表したデータによると、女性の育児休業取得率は85.1%なのに対し、男性の取得率は13.97%でした。
ハリウッドさんの男性従業員の育児休業取得率=33%はかなり高い数値と言えるでしょう。
正規雇用労働者の中途採用比率の公表
▼正規雇用労働者の中途採用比率の公表
http://www.holly-wood.co.jp/newsrelease/index.cgi?c=zoom&pk=174
最後に「正規雇用労働者の中途採用比率」についてです。
2021年4月、改正労働施策総合推進法(労働政策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律)が施行され、中途採用比率の公表が義務化となりました。
▼中途採用比率が過去最高37.6%に、新卒一括採用と終身雇用が「もう限界」の理由
https://diamond.jp/articles/-/322318
▼中途採用比率が最高37% 7年で2倍に、23年度計画 働き方改革
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1513L0V10C23A4000000/
日本経済新聞社が19日まとめた採用計画調査(最終集計)で、2023年度の採用計画に占める中途採用の比率は過去最高の37.6%となり、16年度から7年で2倍に上昇した。中途採用計画人数は22年度実績比24.2%増で、増加率は過去最高だ。日本の標準だった新卒主体の採用慣行は、生産年齢人口の減少を背景に限界が近づいている。
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