半導体不足がますます深刻に/藤商事が繰延税金資産の取り崩しおよび通期連結業績予想の修正

2022.04.18 8:38

営業動向

おはようございます、本日も宜しくお願いします。

メーカーの平和さんIR資料をピックアップです。

繰延税金資産の取り崩しおよび通期連結業績予想の修正に関するお知らせが掲載されました。

以下からご確認くださいませ。

 

 

 

繰延税金資産の取り崩しについて

 

▼繰延税金資産の取り崩しおよび通期連結業績予想の修正に関するお知らせを掲載いたしました

https://www.fujimarukun.co.jp/corp/news/td_20220415.pdf

 

 

繰延税金資産の取り崩し

今後の業績動向を勘案し、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、当連結会計年度末において繰延税金資産を 14 億 90 百万円取り崩し、法人税等調整額に計上いたしました。。

 

 

 

繰延税金資産とは?

繰延税金資産とは、税効果会計に関係する会計科目です。

将来減算一時差異について、将来の課税所得から減額される額を資産として計上したものを指します。実質は、法人税等の先払いの額になります。

 

 

PMJ:

一般的に繰延税金資産の解消を待たず、取り崩しを行うのは、将来減算する課税所得が見込めなくなったときとなります。
現在は半導体不足で「売れるけど作れない」という状況ですね。

 

 

 

修正の理由について

 

>当第4四半期のパチンコ遊技機におきましては、第3四半期に発売しました新規大型タイトルのシリーズ第2弾「Pとある科学の超電磁砲(レールガン)」やその他のシリーズ機種を継続販売し販売台数の確保に努めました。

>しかしながら昨年度から続く世界的な半導体不足などの影響で部材供給が不安定となり、パチンコ遊技機において主力2タイトルの販売時期を来期に繰り越すなど販売ラインナップが大幅に変更となり、通期のパチンコ・パチスロ累計販売台数は前回予想(95 千台)を下回る 82 千台となる見込みであります。

>利益面につきましては、販売台数の減少に加え部材供給不足の対応などによる一時的な部材価格高騰の影響を受け大幅に原価が上昇いたしました。

>以上の結果、売上高および各利益ともに前回予想を下回る見込みとなったため、業績予想を修正いたします。

 

 

重要な部分は下記になるでしょうか。

 

>世界的な半導体不足などの影響で部材供給が不安定

>主力2タイトルの販売時期を来期に繰り越すなど販売ラインナップが大幅に変更

>パチンコ・パチスロ累計販売台数は前回予想(95 千台)を下回る 82 千台となる見込み

 

PMJ:
95000台が82000台なのでマイナスで13000台。比率で86%となります。
平和さんの2022年3月期におけるパチンコ台数予定は108,000台→63000台/パチスロ機は52000台→29000台でしたので、まだ軽微なほうかもしれません。

 

 

メーカー側にとっては上記のような状況。

パチンコホール側にとっては「年というスパンで全メーカーのPS販売台数がダウンする」という状況。

機械投資のペースや推定稼働や貢献度をマクロで考える必要があるフェーズです。

 

 

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