ダイナムさん2021年9月中間決算は増収増益/やはり低貸よりも高貸店舗回復強い
2021.12.01 8:51
営業動向
続いてダイナムさんの話題です。
「2021 年 9 月中間決算アナウンスメント」が公開されました。
9月中間決算では増収増益が確認できましたね。
以下からご確認くださいませ。
ダイナムさん2021 年 9 月中間決算アナウンスメント
下記はダイジェストとなります。
– 当社の貸玉収入は、前中間期比16.3%増の255,403百万円(約17,761百万香港ドル△)。
– 当社の総営業収入は、前中間期比10.7%増の50,897百万円(約3,540百万香港ドル△)。
– 当社の税引前中間利益は、前中間期比278.2%増の5,586百万円(約389百万香港ドル△)。
– 当社の親会社の所有者に帰属する中間利益は、前中間期比390.0%増の3,420百万円
(約238百万香港ドル△))。
– 当社の2021年9月30日現在の店舗数は438店舗。(2020.9中間期:445店舗)
– 当社の一株当たり中間利益は、4.59円(約0.3香港ドル△)。
– 取締役会において、普通株式一株当たり2.4円の中間配当金を支払う事を決議いたしました。
いわゆる売上、粗利益ともに増収増益となります。
コロナ渦中対比ですので回復基調にある、という段階です。
ちなみに下記は「高貸玉店舗と低貸玉店舗の比較」となります。
高貸玉店舗と低貸玉店舗の比較
下記はダイジェストとなります。
いわゆる売上と粗利益の数値ですね。
貸⽟収⼊について
高貸⽟店舗 20,5%
低貸⽟店舗 11.3%
パチンコ事業収⼊
高貸⽟店舗 13.4%
低貸⽟店舗 8.3%
やはり、ですが低貸よりも高貸店舗のほうが回復が強い数値です。
最後にコメントから。
★コロナ禍前の 2020 年 3 月期からの営業収⼊の回復率は依然として 70%~80%程度の水準
★高貸⽟店舗におけるパチンコ事業費⽤は(中略)4.9%*の減少
★低貸⽟店舗におけるパチンコ事業費⽤は(中略)2.2%*の減少
一段と経費削減は進んだ印象ですが、営業成績の振るわない低貸店舗のほうが経費削減が進んでいない、という点は象徴的です。
すでに「低貸し店舗は行き着くところまで経費削減を行っている」という背景が見え隠れする数値になりました。
詳細は下記リンクからご確認ください。
http://www.dyjh.co.jp/ir/archives/quick/JW06889_21-111.pdf