そろそろ一般導入スタートという事で「沖ハナについて速報ダイジェスト」を特別公開です
2021.05.20 8:50
コラム
続いて先行導入が始まっている乃木坂パチスロ「沖ハナ30」についてピックアップ。
PMJでは都内の導入5店舗を視察。
合計37台について速報をすでに4月末に配信させていただきました。
まもなく7月から一般導入がスタート。
という事で時間差ですが沖ドキコンテンツをピックアップです。
沖ハナ=ここまでタイムラグ「先行導入と一般導入」がある機種も久々。
イコール「シッカリとした準備、考察が可能」な機種もないでしょう。
先行導入と一般導入スケジュールについて
先行導入:現在すでに稼働済み
一般導入:2021年7⽉5⽇〜
導入台数:2000〜3000台
※現在の先行導入店舗に加えて6月には名古屋エリアにも登場予定
※中京エリアは沖スロの市場特性有り。要注目。
店舗について(視察時)
★マルハン新宿東宝ビル(11台設置)
★エスパス日拓歌舞伎町(12台設置)
★ハイパージアス立川(8台設置)
★メッセ武蔵境(7台設置)
★やすだ東池袋9号店(9台設置)
※池袋を除くと、基本的には中央線沿線の店舗に導入しておりますね。
※上記は視察時のものです
各店舗のダイジェストについて
さて、ダイジェストですが店舗ごとの沖ハナ事例です。
★マルハン新宿東宝ビル(11台設置)
まずはマルハン新宿東宝ビルさんから。
オーソドックスな島図デザインで運用。
いわゆるTHE沖スロエリアに配置が確認出来ております。
ほか店舗の事例にない特徴としては
「低貸しパチンコフロアに大きくポスターでアピール」
という点になるでしょうか。
乃木坂というコンテンツがどの層に刺さるのか?という仮説は、パチンコホールの営業者が判断するのではなく、ユーザーが判断する部分。
という事はあらゆる動線を考える必要があるでしょう。
→ユーザーの客層の想定はできているか?
★エスパス日拓歌舞伎町(12台設置)
一方の同じく新宿エリアから。
エスパスさんも同じく沖スロエリアなのですが、アクセントでひぐらしも同一フロアで運用しております。
また最上階フロアに配置していますので、目的意識がはっきりしているユーザー層を想定しているでしょうか。
→トレンド機種との相乗効果はあるか?
→導線と配置は考えられているか?
さらにシンプルな沖ハナ導入だけではなく、30φシリーズ増台をしっかり訴求。
=沖スロ全体を訴求という取り組みが確認できました。
しかしながら、考えてみれば沖スロ増台は当然です、
この当たり前のことを当たり前に訴求できるか?もポイントの一つでしょう。
★ハイパージアス立川(8台設置)
続いて中央線エリアから立川。ハイパージアスさんです。
こちらの事例もオーソドックス。
沖スロとの相乗効果「沖ドキ2」「南国育ち」「ハナハナシリーズ」を組み合わせております。
※背中にディスクアップ運用は特徴の一つでしょうか。
★メッセ武蔵境(7台設置)
続いてメッセさん。
こちらはやや異色で「背中にひぐらし」「背中に頭文字D」と6号機のヒット機種を組み合わせております。
沖ハナをどう考えるか?
沖ハナをどうセグメントするか?
→沖スロなのでその他沖スロで相乗効果を見込めるか?
→乃木坂版権なので、そのユーザー層の相乗効果を見込めるか?
→6号機なので、6号機のスマッシュヒットとの相乗効果を見込めるか?
仮設と実行と検証が大事ですね。
★やすだ東池袋9号店(9台設置)
最後に池袋エリア。中央線の商圏ではない事例です。
こちらもオーソドックスに沖スロとの相乗効果狙い島図デザインですが、該当店舗では沖ドキ「トロピ」に注力している点が特徴です。
→沖ドキトロピを配置変更
→沖ドキトロピを沖ハナと相乗効果
ちなみに同一ボックス内ではジャグラーシリーズも組み合わせておりました。
総評について
と、ここまでダイジェストでお届けしましたが、ここまで「先行導入と一般導入のタイムラグが大きい」機種は久々です。
イコール「準備」には事欠かない機種。
仕入れるべき情報を仕入れ、仮説をたて、何かしらの施策を準備してオープンする。
これが今回の沖ドキ導入ホールの努めであると考えます。
例えば、沖ハナのMY3000超は6号機の中でも5本の指に入る成績。
であれば、ノーアイデアで導入するのではなく「ホールがやるべき事やれる事」は多数ありそうです。
→最初に右脳で説明して左脳で感じてもらうロードマップ
→出玉アピールについて工夫
これらはプロモーションに関するものですが、すでに手元にある設定別の数値はホール側の運用にも一役かうでしょう。
もちろん顔認証データでユーザー属性も出ているでしょう。
ただでさえ厳しい時代。
ノーアイデアで「ただ単に導入しました」ではなく、しっかり準備して行きたい機種ですね。