日本国内企業で初めて締結/フィールズ子会社 デジタル・フロンティアがネットフリックスと契約
2021.03.17 9:01
営業動向続いてフィールズさんの話題です。
子会社「株式会社デジタル・フロンティア」による Netflix との業務委託契約の締結を発表しました。
日本国内企業において Netflix と本契約を締結するのは初めてとのこと。
以下からご確認くださいませ。
Netflix との業務委託契約の締結を発表
▼当社連結子会社による Netflix との業務委託契約の締結に関するお知らせ
https://www.fields.biz/ir/j/files/press/2021/press_20210315a.pdf
本契約は DF 及び Netflix デジタル・プロダクション部門が主体となり、Netflix およびそのパートナー制作会社によって製作される Netflix オリジナル作品において、作品またはプロジェクトごとに両者が協議の上合意した場合、DF が複数年間に渡り一定の VFX 及びバーチャル・プロダクションにおける映像制作リソースを提供いたします。
制作されたコンテンツは Netflix 上で 190 以上の国や地域にて、独占配信されます。
大きなニュースですね。
まずはネットフリックスという存在はすべての人が知っていると存じますが、その規模が桁違いです。
よく比較されることですが、制作費が日本の民法キー局5社を合計しても遠く及びません。
マーケットが世界ですので当然といえば当然ですが、確かに(コロナ渦もあり)海外で制作された番組を見る機会は非常に増えたのが実感です。
そんな中「日本国内企業において Netflix と本契約を締結するのは初」というニュースはポジティブに捉えたいところ。
デジタル・フロンティア社=制作会社というビジネスモデルゆえに、日本人+日本語制作の番組が英語で世界に輸出してもらえるのか?という点は素朴な疑問ですが、どう考えても先見の明ある一手かと存じます。
ちなみに制作第一弾は「今際の際のアリス」とのこと。
決算発表が楽しみですね。