コロナの営業再開後「初月の6月」経済産業省マクロデータ/売上高は▲32%/従業者数もマイナス
2020.08.20 10:57
営業動向
続いて定点観測データ@経済産業省マクロデータです。
2020年6月のデータ。確報値になっております。
いわゆる「コロナの営業再開後、初月のデータ」になりますね。
以下からご確認くださいませ。
2020年6月度マクロデータ
早速ですが数値から。
2020年6月度の「確報値」になります。
売上高:195,270(百万円)
設置台数:656,518台
従業者数:32,196名
正社員:14,539名
PA:17,657名
事業所:1,218箇所
続いて前年対比です。
前年対比のパーセントについて
注目はやはり前年対比について。下記確報値です。
2020年6月の前年対比について
売上高:68.7%
設置台数:99.6%
従業者数:95.9%
正社員:98.4%
PA:94.0%
事業所数:98.9%
6月のデータですので、コロナ営業再開後の「初月」データという認識で良いと考えます。
エリア差異がありますが、営業再開後、最初の月は
「売上高は前年対比でマイナス32%」
という結果になりました。
店舗やエリア差異はありますが。肌感覚的にもあっている数値かもしれません。
このまま回復でいくと7月で15〜25%ダウン/8月で10〜15%ダウンというマクロデータが出てくるでしょうか。
それから注目は「従業者数のマイナス幅」ですね。
(おそらく)コロナの影響でパート・アルバイトはマイナス6%。
正社員数もマイナス1.6%という数値が確認できております。
人件費の問題はボディブローの様に影響が出てきますので、この傾向は年末まで続きそうです。
以上定点観測@経済産業省マクロデータ「20年6月の確報値」でした。