23歳のP業界人が見てきた中国フィンテックとパチンコ業界【SDNエンジェルプロジェクト】コラム4/4 最終回

2019.03.05 8:36

コラム

PMJの新しい特集がスタート、お待ちかね第3回目です。

弊社と協力関係にあります「株式会社SDN」さんの新しいプロジェクトがスタート!

早速、そのプロジェクトの内容をPMJコラムで書いていただきました!

今回のプロジェクトは「23歳のP業界人が見てきた中国フィンテックとパチンコ業界」になります。

ぜひご活用下さいませ!

 

「いよいよ今回は最終回です!」

 

流石にに今の業界人の中で

 

「パチンコホールに中国のフィンテックは関係ないよ」

「他業種の事を知ってもしょうがないよ」

 

という方はもう居ないとは思いますが、やはり脳みそを刺激する内容が盛り沢山です。

ぜひご期待下さいませ!

 

※SDNエンジェルプロジェクトについてはコラムの最後に!

 

 

 

パチンコ業界人が中国フィンテックツアーに

早速ですが、今回のSDNエンジェルプロジェクトでは

【若いパチンコ業界人】が【中国フィンテック体験ツアー】に参加。

フィンテック=金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動きの事。

まさに最先端の技術を体感してきたようです。

 

 

 

 

詳細は http://esf.nikkei.co.jp/e/img/insertedEventImage.asp?e=02943&disptype=1&eventitemid=0035&imageid=00001

 

 

 

 

日本を、世界を代表する企業が参加するツアー

ちなみにこのツアー。

日経新聞さんのプロデュースするツアーなのですが、ツアー参加の面々が凄すぎ。

書いて良いのか悪いのか、といったら、まあ悪いので

「世界的な企業」「日本を代表する企業」「スーパー大学の教授」などなどそうそうたるメンバー。

まさにパチンコ業界人を代表して参加してきたようです。

 

 

 

ということで今回のSDNエンジェルプロジェクト、参加者はこの方。

弱冠23歳(!)のパチンコ業界人です。

 

 

仮想通貨?胡散臭い?中国で見てきたブロックチェーン技術のアレコレ

ココ数年、何かと聞くことの多い「ブロックチェーン※1」という言葉ですが皆様はどれくらいご存知でしょうか?

という私も、大して詳しくないどころか初心者?です

そんな初心者の私が、インターネットや書籍を調べたことを交えつつ、になりますがよろしくお願いいたします。

 

ということで早速クイズ

Q1.ブロックチェーンは仮想通貨のみで活用されている技術である

Q2.ブロックチェーンの活用によって金融取引などの不正行為が増える危険性がある

Q3.Coincheckなど仮想通貨取扱業者の不正流出はブロックチェーン技術の脆弱性が原因である

Q4.ブロックチェーンって何か怪しい。とにかく怖い。触りたくもない

 

答え!

ぜんぶNO!

※1 ブロックチェーン

日本語で分散型台帳とも言われる

インターネットを通じて複数のコンピューターが同じデータを共有し、お互いのデータが正しいものかを常に監視し合う仕組みだ。ブロックチェーンの「ブロック」とは一定量のデータが集まった固まりのこと。データが増えていくと新しいブロックが作られ、それらが「チェーン」のようにつながっていく。

出展:日経ビジネスオンライン -仮想通貨以外でも使えるブロックチェーン
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226265/101600178/

 

 

超簡単に解説します

A1.仮想通貨以外にも、ブロックチェーン技術は食品のトレーサビリティー(生産履歴の追跡)や株主投票システム、宅配ボックス制御技術など多岐に渡ります。ブロックチェーンって仮想通貨以外にもたくさん活用法があるよ!ってことです

A2.すべての関係者がチェーン内のブロックをすべて確認できるため、あらゆる取引の公正性の確保が容易になります。みんなで監視すれば不正できないよね!ということです

A3.Coincheckなど不正流出などの事件は、そのほとんどは暗号化で使われる秘密の鍵が盗まれたことが原因です。鍵穴に鍵を挿したまま外出したら泥棒に入られました、って当然ですよね

A4.この記事を見終わった頃には印象が変わっていることをお祈りします。

 

 

「じゃあブロックチェーンってどういう仕組なの?」という疑問にお応えして少しだけ簡単に解説します

大きな特徴は2つ

・データの改竄が難しい
・システム構築/運用が低コスト

画像出典:経済産業省HP
http://www.meti.go.jp/press/2016/04/20160428003/20160428003.html

 

 

 

 

日本では仮想通貨以外に活用されている場面が少ない「ブロックチェーン」ですが
中国では積極的に活用している企業が多くありました!

 

 

T Sign

電子署名サービスを提供する中国最大手のプラットフォームで中国でのシェアは約40%

アリババやバイドゥなど中国の名だたる企業を含めた約150万社と取引があり、主にブロックチェーン技術を活用した契約資料の保管に取り組んでいる。

この会社は2002年創設で東アジアを中心に、電子化技術に早くから取り組み、

2013年からはソフトからSaaS(≒クラウドサービス)を活用したシステムを早くから提供していることがこのシェアを取るに至ったそうだ。

 

契約書などの署名の証明にブロックチェーン技術が使われており、1日の平均署名数はなんと2000万回。

多すぎて良くわかりません^^;

 

 

 

LianLian Pay

 

AlipayやWechatPayなどに次ぐ中国で4番目の電子決済プロバイダ。

2003年- IT企業などへ決済システムを提供している。

中国国内の企業間決済サービスと国際的なEC決済サービスの2つの事業があり、

個人情報の審査や電子署名システム、余剰資金の管理・運用にブロックチェーンやAIの技術が活用されている

 

 

 

 

 

 

 

日本でもブロックチェーン技術を利用したサービスが始まっている

改ざんが難しいという利点を食品のトレーサビリティー(生産履歴の追跡)に活用しようと取り組むのが、システム構築を手掛ける電通国際情報サービスだ。

同社は今年3月、東京・六本木で開催された“朝市”で有機野菜の販売実験を実施した。

 

宮崎県綾町で栽培された小松菜やニンジンなど、野菜一つひとつにQRコードを付与。

消費者がスマートフォンでQRコードを読み取ると、生産地や収穫の日時、農薬の使用有無などの情報を表示した。「産地だけでなく、生産の過程まで見えるから安心」と来場者の評価は上々で、市場価格の倍の値段でも野菜が飛ぶように売れたという。

出展:日経ビジネスオンライン -仮想通貨以外でも使えるブロックチェーン
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226265/101600178/

 

 

 

パチンコ業界で積極的にブロックチェーン技術を活用したシステムを導入すれば

不正防止や脱税対策になり業界のイメージ向上、健全化につながるかもしれません

ブロックチェーンはどの業界にも活用できる可能性のある画期的な技術!

今後の技術の発展に期待ですね!

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