IPOで調達した資金をダイナムさんがどう使っていくのか？これは業界人すべてが気になる所であります。

ということで、ダイナムジャパンホールディングスさんが公式サイトでIRした「モンゴルへの不動産投資」についてをピックアップでございます。以下からご確認くださいませ。

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まず一番に留意頂きたいのは、IRでも明言されている通り「このプロジェクトの進行の可能性はまだはっきりしていない」ですよという事。投資の鉄則ですがその点は気をつけてくださいね、という内容です。詳細はコチラにまだ続きがありますが、おおまかな内容は以下のとおりです、ご確認ください。

ダイナムJHD　モンゴル不動産投資について

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3500万ドルということで今日の為替101円で計算すれば約35億3500万円の投資規模になります。モンゴルという地域特性があるので、投資規模がピンときませんが、オリックスさんもモンゴルの銀行に25億円投資というニュースが入ってきていますので（これは不動産開発への投資ではないですけど）、ボリュームとしてはこの規模が適正なのかもしれません。

ちなみにミャンマーや今回のモンゴルなど、大きな目線でのアジア投資は、現在の日本国が舵をとっている方向と合致しますね。いわゆるトレンドに乗っているのではないでしょうか。

マルハンさんもそうですが、大手ホールの海外投資スキームが色々出て来ました。国内のパチンコ本業に投資しろよ！という声もあるかもしれませんが、私個人としては大賛成です。世界でビジネスを行い、戦って知見を得て、企業としてタフになり、そのノウハウ・ナレッジを国内パチンコ業に戻してもらう。マルハンダイナムがさらに強靭な企業に、本当の意味でグローバル企業化したときに業界は突き抜けるのではないかなと考えます。

（その場合、競合他社は相当苦しい状況になると思いますが、でも広い目線では素晴らしい可能性を秘めているのではないでしょうか。競合がやっていることへ喰らいつく、競合に負けじと努力する、うちもやるぞ！と発奮する能力に関しては、パチンコ業界、とても強いパワーを持っています。）

今回のスキームが「ただお金を入れるだけ」なのか「金も出すし手も動かすスキーム」なのかは不明ですが、非常に面白いニュースでした。

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