行く先に何があるのか? コラム
2012.11.18 11:56
コラム週末恒例のコラムでございます。
行く先になにがあるのか?という大層なタイトルで上段からエイヤッと振りかぶりましたが、
なかなかどうして、大事な議題なのではないかな?と思うのであります。
ということで、今週のコラム、よろしくお願いします。
さて本題。
今の世の中、よっぽどのマニア、興味のあるユーザー、買いたいというニーズを持っている人以外は
現在、いわゆる『新商品発表会』には並ばない時代と言われております。
たまの休日、たとえばトヨタから新車発表会のお知らせが届きました。
『さて、あなたは行きますか?』
たまの休日、たとえばソニーから新しい家電発売のお知らせが届きました。
『さて、あなたは行きますか?』
結論、この手の『行く先に商品がある』という道筋路線は、どんどん厳しくなっていきます。
金も時間も有限で、そもそもなにかヤバい事、新しい事がないと人を動かすことが難しくなってきているのです。
しかし、上記のようなケースでも、人が動く場合があります。
1つ目は
▼親しい知り合いが参加するケース
2つ目は
▼商品以外に何か『見たいもの』があるケース
1つ目からから考えると、これは前々から繰り返しているのですが、
いわゆるサードプレイス化のような、知り合いが集まる所に人は集まる。というもの。
もう『商品』の時代は終わっており、仲間と過ごす時間=経験・エクスペリエンスが重視されていくであろう、
という説です。
2つ目は、つまり、時代という枠の中の点描として「面白そうなものがある」というケースです。
例えばいまの季節で行けば、NYから届いたとっても大きなクリスマスツリーがあり、
地元の芸術家とコラボイベントをしている、とか。
例えば、海外で活躍している劇団の方、サーカスの方、ミュージシャンの方がイベントを
おこなっている、とか。
(そしてどうやらこのケース、キーワードは「アート」であるようです)
さて、翻ってわがパチンコ業界はどうでしょう。
行く先に何があるのか?
かつてのクリティカルなサービスは出玉でした。そして新台でした。
もう一歩突き破るためには、何が必要なのでしょうか?
そんな事を考えている週末、日曜日でした。
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