マルハン社決算発表は減収増益/機械入替費や広告宣伝費の大きな削減

2014.06.02 11:19

遊技台・検定情報

続きましてマルハンさん決算のニュースです。

先日IRされたので既にご存知の方も多数とは存じますが、おさらいを兼ねてピックアップ。

以下からご確認くださいませ。

 

 

マルハン社決算発表

 

 

減収増益という結果に

早速ですが肝心の数値です。平成26年度3月期の連結ですね。

売上高:2,111,654(百万円)▲1.2%
営業利益:57,900(百万円)+45.9%
経常利益:60,573(百万円)+42.8%
当期純利益:32,368(百万円)+59.3%

 

まず大きな特徴は「減収増益」という点。

これはマルハン社が「意図して利益を出しにかかっている」状況と考えて良さそうです。

IRの中でも触れていますが、広告費の削減と機械代の削減は大きな特徴ですね。

 

▼機械入替費や広告宣伝費については大きく削減

 

それから「売り上げダウン」という点は低貸しの問題と4円パチンコの問題との事ですので、これは基本的にマルハンだけでなく、ほとんどすべてのホールが抱えている問題と一緒と見てよいでしょう。

 

▼当社グループにおきましても低貸玉営業の拡大・4 円パチンコにおいて集客に陰り

 

 

今期なのか来期なのか、それとももっと先なのか、この方向は一過性であるという仮説orずっとこの方向で経営を行うという2種にとりあえずは分類されますが、肝心なのはこのマルハン社の動きを見て自社がどうするのか?という点。

これを「自店も機械代や広告費をさげるチャンス」と捉えるのか、それとも「相手が手を緩めた、シェアを取るチャンスだ」と捉えるのか。

その辺りは状況次第ですが、いずれにしても色々な動きが出てきそうですね。

 

※マルハン社決算リンクはコチラから(PDFです)

 

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