ダイナムJH決算は増収減益/マルハン決算とは一転 マーケット変動(規制ほか)影響は低め
2016.05.30 9:23
遊技台・検定情報続いてダイナムさんの決算ニュースです。
肝心の内容は売上高は増加、利益面は微ダウンになりました。
マルハンさんとの比較、という目線も面白い決算資料とも言えるでしょう。
以下からご確認くださいませ。
株式会社ダイナムジャパンホールディングス決算について
2016年3月期決算概況について
貸玉収入:844,885(百万円)+2.2%
営業利益:18,166(百万円)▲6.0%
税引き前当期純利益:17,403(百万円)▲10.8%
当期純利益:10,539(百万円)▲6,3%
上記の通り売上高は微増、利益は微ダウンという結果になりました。
マルハンさんの決算とは一転、マーケットの変動(規制ほか)の影響は比較的に低めになっております。
詳細はhttp://www.dyjh.co.jp/ir/stock/information/JW06889_16-060-1.pdfより
※PDFですのでご注意下さいませ。
利益面についてですが、これは様々な要因があるでしょう。
決算資料の中でダイナム社は
▼ダイナムは景品額がダウン、これは売上低下による相対的なもの
▼ゆったりモデルは景品額アップ、これは前期末⽐で36店舗増加し貸⽟収⼊が増加したもの
という要因をあげております。
ゆったりモデルの「グランドオープン期間」ゆえに景品額があがった、という事ですね。
ちなみに
当社グループは全国 16 ヶ所に各々20〜30 店舗をカバーする物流センター(DC)を設置し、店舗間で遊技機を融通し合うことで、機械費(遊技機の購⼊に関するコスト)を抑制しています
という物流に関する施策についても触れられております。
その他、かなり要注目な資料も出てまいりました
以前にPMJでダイナムさん1店舗あたり機械投資額をピックアップした際は
たしか19〜20%程度でした(禁煙喫煙モデルで差異あり)
ダイナムさんにおいても機械投資額、じわりと上がっているようですね。