やはりの暴落 あまりにも低い中古価格 トロピカーナ

2012.10.22 14:58

営業事例

定点観測ニュース、月曜恒例の中古相場についてです。

今回の対象機種は『トロピカーナ25』となっております。
諸事情有りまして、店舗シェア数値は機械のポテンシャル以上に伸びた機種となりましたが、
中古相場は正直でした。かなり厳しい数字になっております。

 

 

機種名:トロピカーナ25
メーカー:エレコ
4週後の価格ダウン率:▲97.4%〜▲98.7%
おおまかな相場額:1万円以下
物件のボリューム:普通

 

コメント

基本的にどんな機械でもそれぞれ得意とするユーザーがいますし
むしろニッチな層を狙いに行くというのは、今の時流でもあります。

ですので、例えば同じユニバ系であればサンダーなどはそれなりの使い道がありましたし
どうしょうもない版権でも愛してくれる人がいる=導入する理由があるわけです。

※母数が居るかどうか?というは置いておきますが。

 

しかし、このトロピカーナだけは少々厳しい意見にさらされるべきでしょう。

 

中古相場の物件数も、ホールとしては「もうどうでもいいよ、売れても1万円だし」という半ば諦めの心境が反映された数字でしょうし
だまって次の入替で外されるトロピがほとんどではないでしょうか。

今のユーザーは馬鹿ではありません。

ネットに情報はいくらでも落ちていますし、
メーカーとホールの間で交わされているやり取りは、すでに理解しています。

私自身は商取引である以上、ある程度の清濁併せのむ事は必要悪だと思っていますが
結局、首を絞めるのは自分たち自身であるという自覚が必要なのではないかな?と今回は考えます。

どんな営業してもどんな価格でも、
結果を出してくれたらそれで良いのです。

今回のトロピの結果は、
『しょうがないよ、こんな機械もたまにはある』
『全部ヒットする機械なんて無理だよ』という通常の反省にとどまらず、
大きな問題を内包する結果、ということを自覚するべき事実なんだと思います。

 

個人的には、2012年、いろいろな意味でワースト機種と位置づけました。

 

P-media Japan ※PMJの記事は基本リンクフリーです

 

 

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