三共決算に思う、人を感動させる機械を作るという基本

2012.11.06 12:33

営業事例

パチンコメーカーの三共が決算を発表いたしました。

結論、売上利益ともにダウンの減収減益となり、かなり厳しい内容になっております。
まずは早速ですが、発表内容をご確認ください。

 

平成25年3月期第2四半期の連結業績

 

コメント

さて、同社のコメントです。そのまま掲載しますのでご確認ください。

景気不透明感を背景としたファンの節約志向が続く中、パーラーの経営環境は依然として厳しい状況にあります。これを受けパーラーは新台購入に対する選別姿勢を強めており、一部の 有力商品に需要が集中する傾向が見られます。

これはどうなんでしょうか。

ファンの節約志向、ということですが、ファン数は確実にダウンしておりますが、売上はこの1年ずっとアップという状況です。
(基本的な背景はART機種の台頭ですが三共はスロットも開発できる立場です)

パーラーの経営環境も厳しいです。この上なく厳しい。
しかし、少なくとも私が把握している限り、昨年対比で機械代予算は上下しておりません。ほぼ横ばいです。

つまりは、良いパチンコは売れて、悪いパチンコは売れなくなった。
ただそれだけではないでしょうか。

いわゆる二極化、というやつですが、ホール業界では既にこの洗礼を浴びています。
(それもかなり前に)
しかも、他業種を見渡せば、二極化ケースばっかりです。

たまたま三共さんの決算記事でこんなテイストの記事になってしまいましたが、これは
三共さんに限らず、一部を除くほぼすべてのメーカーに言えるのではないでしょうか。

たとえば京楽。

個人的には京楽はそんな好きなメーカーじゃないです。
島を買っても機械を持ってきてくれない、価格は高い、条件はきつい、機械を買うという言うよりも、買わせていただくというスタンスも正直不愉快です。

しかし、仕事人、AKB、現在のシーンを創った実績にはぐうの音も出ません。

つまりは基本なんです。

基本=パチンコで感動できるか?
基本=そのパチンコを打ちたいか?
基本=面白いか?

ほかメーカーさんは、まず、人を感動させる機械を作るという基本に立ち返って欲しいと感じる、そんな決算記事でした。

 

P-media Japan ※PMJの記事は基本リンクフリーです

 

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